蚊に刺されたように

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我が鹿角の生産者殿が収穫した、自慢のさやいんげんじゃ。
一人一日でこんなにとるんじゃぞ、ご苦労様じゃな。
しかしこんなにとっても、いくらくらいの収入になるじゃろな、一万円もせんかも知れん。市場を通して小売店に並ぶまでに、売値は3倍くらいに上がるわけじゃがな。
これだけとれるようになるまでに、肥料を施し種を買い、種を苗にするための培土を買い、ハウスを建て、移植する前にアーチパイプを設置し網を張り・・・
かかるもんじゃよ経費ってば。
おまけに気候が年々変になってきておるからのう、害虫が妙に大発生したりしちゃうようでのう。
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これこれ。左側はアザミウマ類、いわゆるスリップスっちゅう虫の吸汁痕じゃな。右側はなんじゃろ、カメムシの吸汁痕やも。
こんな虫に吸われた痕があると、市場じゃガタリと値が落ちよる。
無条件に無農薬がよいとかって申す者もおるがよ、結局こういう痕が付いておると流通すら難しいのじゃ現実は。
害虫にやられた植物は自らを守るために毒素を生成する、これ生き物の抵抗性として当然の反応じゃ。
そもそも農薬って始まりが植物が自ら生成した成分じゃからな。
それにまた、我が鹿角のりんご直売所でようあるやりとりなんじゃが、「見た目よりも安全性」と申して買いに来て、結局選ぶのは虫食いのない形が良くて真っ赤なりんご、そっちの方が美味そうじゃと買って行きよる。
まあそれ当たり前っちゃ当たり前よのう。
虫も食わぬ作物が美味いはず無いというのは無意味な言葉じゃが、虫ってどこで何してるかわからんのよ。なんかのウイルス保有してるかも知れんし、さっき犬の糞にとまってたかも知れんぞい。
そいつらが食っちゃった作物はやはり価値が下がるのよ。
農薬を使わぬに越したことはない、そりゃ生産者の経費も抑えられるからのう。しかしその上で、虫がとりつかぬように、病気にかからぬように万全の対策をとらねばならぬ。
そこが極めて難しいんじゃがな。
で、なんだかんだ書いたがよ、このさやいんげん、美味かったわい。(朕)

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by deepkazuno | 2009-07-24 09:28 | ダンジョン
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