小坂鉱山事務所2

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以前閣下がちょっとだけ紹介した、小坂鉱山事務所の第二弾じゃ。こりゃ完全に鹿角七大オーパーツの一つよ。なんで山の中の片田舎にこんなもんが!?と思ってしまうぞ。その昔、それこそ明治時代に日本最大の銅鉱山として一世を風靡した小坂鉱山の事務所がこれじゃ。建築が明治38年7月というから、日本海海戦のほんのふた月後、日露戦争終戦間際じゃな。そのころの日の本なんて、たいそうな貧乏国だったはずなのに、ルネッサンス風の漆喰壁面に木製のヴェランダポーチをはめ込んだ正面外観、入り口には吹き抜に螺旋階段、当時ガラス自体が珍しかったというのに200以上もある窓全てにベルギー産の当時世界最先端の技術で造られたガラスをはめ込むというゴージャスさ。これだけでも驚嘆に値する、というか信じられん。
当時小坂鉱山を運営しておった藤田組は、当時の秋田県予算、当時の東京府予算の8分の1ほどの稼ぎがあったというから、空恐ろしい景気のよさよ。関東など都会から一攫千金を夢見てやってくる出稼ぎの人々でこの山奥が溢れかえり、秋田県随一の都市の風をみせておったこともあったというぞ。そのころの繁栄の様は、今公開されておるこの小坂鉱山事務所の内部で垣間見ることができるのじゃ。つづく・・・(朕)
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by deepkazuno | 2006-08-15 14:47 | ダンジョン
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