新特産品開発

新特産品開発_d0085096_1736869.jpg

日本って景気いいんかのう?大都市や大企業はなにやら景気のいい話になっとるらしいが、実際大多数の庶民はまだまだどん底家計だったりせんか?ひと昔に比べれば、家計の中での食費はずいぶん安くなっておろう。生活レベルとやらの一つの指標に、支出における食費の比率みたいなもんがあって、それを縮小して余暇にあてるっちゅうのが国策じゃったからな。ただな、食事だって楽しみの一つ、贅沢の選択肢の一つとは思わんか。・・・またまわりくどい言い回しになってきよったな。いまだ景気が悪い地方自治体ではいろんなことやっておるではないか。その手段のひとつとして、特産品開発っちゅうのはずいぶんとやられておる。どこもかしこも特産品開発コンクール流行りじゃ。かくいう我が鹿角でも、有象無象の特産品の数々が生まれておる。けっこうどれもこれもなかなか考えられた良い商品だったりして、やるのう、とか思ったりするのじゃ。しかしじゃ、大半の(新しく作った)特産品は、イベント的に作られて終わり、今後いつでも手に入る継続商品としては日の目を見んかったりするのじゃ。これでは「できたできた、はい、良かったね」で終わっちゃうではないか。継続は力なりとか、産むはやすし育てるは難しとかいうが、まさにそれよ。アイデアから商品を作り、形にするのは案外得意な御仁が多いようじゃ、頼もしくも。しかしそれを販売までつなげて、利益にするっちゅうことがなかなか出来る者がおらんのな。だからじゃろうか、昔から「秋田は商売が下手」とか言われるのは。しかし特産品開発っちゅうのはそもそも利益増やすためにやることなはずじゃから、販売までちゃんとやってみんと意味ないんじゃなー。・・・と、朕も最近気づかされたのじゃ。産むはやすし育てるは難しって、そういえば特産品開発のみならず人間の子供もその通りよな。
で、我が鹿角の特産品をいろいろ見ておると、やはり特産のりんごを使ったものは多いものよな。最近は北限の桃と銘打って、桃栽培が盛んになっておるから、桃を使った特産品も開発の余地があるのではないか?なんて思って、桃、桃と考えてみた。そういやピーチパイって、甘いお菓子の代名詞みたいに使われておる言葉じゃが、あまり見かけんな。ためしに「ピーチパイ」でググってみた。そしたらどうじゃ、なんか過激なホームページばっか出てくるではないか。・・・穴じゃないのか?ピーチパイ。(朕)
by deepkazuno | 2006-12-20 18:02 | ボッタクル商店
<< すご杉 それは眉毛ではない >>