鹿角古城街道

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我が鹿角には中世の館跡(城館跡)が数多くあるのじゃ。その数は42とも60とも言われておるのう。これは驚異的な数字と思うがどうか。それも、我が鹿角特有の舌状台地という複雑な地形、天然の要害を利用した館ばかりなのじゃ。しかも鉱産資源が豊富な鹿角のこと、各館にはそれぞれタタラが内包されておったというから凄いのう。そういえば八幡平地区にタタラって地名がまだ残っておるな。タタラ館ってのもあったか?
まあ、そんなこんなで、今回は数ある鹿角の館跡のひとつ、高市館跡を紹介じゃ。位置は上の写真の青い部分じゃな。ちょうど舌状台地の先端部分、周りを崖に囲まれた高台の上にあったようじゃ。そのふもとには高市集落があるのう。で、その周囲はまた長く伸びた舌状台地に囲まれておる。なかなか興味をそそられる地形ではないか。しかも館跡の眼下を花輪~大湯を結ぶ主要街道が通っておる。鹿角地域全体から見てみても、この館跡はほぼ中心に位置しておる。館跡の広さ自体はごく狭いゆえ、こぢんまりした館だったんじゃろ。が、この位置、立地からして、小なりといえどもその存在自体が威を張れる館だったんじゃなかろうか?なにしろ、館跡に立ってみると、南北に長い鹿角の盆地の中心部を完全に横断する眺めが得られるのじゃ。南北交通に睨みを利かせられる要衝といえようぞ。天下に覇を唱えたいと望む野心家には、こんな館を足がかりに・・・という感じじゃろうか。今の高市館跡には、土豪の館跡らしく八幡神社が建っておる。鹿角に住まう野心家よ、高市館跡に立ち気炎をあげよ。(朕)
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by deepkazuno | 2007-01-16 11:55 | ダンジョン
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