後生掛源泉97℃の熱い秘密

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これは朕の大好きな後生掛温泉の源泉の部分じゃ。勢いいいのう。ブシューってな感じじゃな。源泉のうち、左側がモトメ、右側がオナメというそうな。モトメっちゅうのは本妻のことで、オナメっちゅうのは妾妻って意味のようじゃ。なんのこっちゃ。んで、ここに説明の看板が立っておるから読んでみるぞな。以下、説明看板の抜粋じゃ。

昔、ここで牛方をしていた若者がある日重い病気に倒れ、巡礼で立ち寄った娘の手厚い看病で全快しました。やがて二人は結ばれ幸せな日々を送るようになりました。しかし、この若者は岩手県の久慈に妻と子どもを残していたのです。ある日、風の便りを聞いた妻がやってきたことによって悲劇が訪れたのです。巡礼娘は妻と子の幸せを祈り、ここに身を投じてしまい、さらに、清く美しく身を引いた巡礼娘の心に打たれた妻も、夫の声を後に聞きながら、後生を掛けて身を投じました。その後、訪れる人はこの場所を「オナメ・モトメ」と呼び、この地を「後生掛」と呼ぶようになりました。

牛方っちゅうのは牛追いをする労働者のことじゃな。・・・・・・なんちゅう悲しい話・・・ってか、男が悪いような気がするのう。本妻の子供の行く末も気になるぞな!朕は沢山妾がおるからようわからんが悲しいぞな。後生掛にこんな話があったとは、ぬう、勉強になるわ。これって立派な(?)短編映画の題材になりよるぞ。巡礼娘役が重要じゃな、絶対。(朕)
by deepkazuno | 2007-03-15 18:30 | ダンジョン
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