きよさん

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我が鹿角は北部にある大湯温泉郷、その大湯の町並みを見下ろす山の上に多郭の城址があることは以前紹介したのう。その城址のなかにな、「きよさん」って妙な名前の郭があるのじゃ。きよさんってなんじゃろ、と思うて行ってみると、清姫塚とか清姫神社というのがそこにあるのじゃ。清姫・・・姫君じゃな。朕の興味は一気に加速するわい。で、どうやらこの清姫と申す姫君、以下のようなお話があるようじゃな。

清姫とは南部13代守行の女。南朝の最困難期の天皇、後亀山天皇が京都に還幸後、行方不明となった長慶天皇の、皇子寛光親王の妃。南朝方だった北畠氏や南部氏を頼ったとも考えられ、北畠氏の浪岡・南部の三戸を往復の途中、来満街道の要所、大湯付近で没し、大湯城近くのキヨサン館に祀られたと伝えられている。

ううむ、旅の途中で仆れた清姫が祀られたからきよさんということじゃな。昔の旅は命がけじゃったろうからのう。足を怪我して破傷風菌でも入ると致命傷じゃ。大湯の湯でも何とかならんかったか・・・って、大湯開湯のだいぶ前じゃからのう。ということは、大湯の城や町の栄えも相当昔からだったんじゃろうな。そういえば大湯の町から安久谷川沿いに少々上って行ったところ、上折戸に北畠氏のなんかがあったのう。花輪の専正寺や織田信長にもまつわる北畠具教の孫の話が・・・いや、それはまた後に話すこととしよう。・・・清姫さん綺麗だったんじゃろうか。(朕)
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by deepkazuno | 2007-06-10 19:22 | ダンジョン
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