爪痕

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最近、休みがなくてヘロヘロのメジャーダイミョウでござるじゃ。ブログの更新もままならぬわい。
さて、昨夜来の雨じゃ。鹿角の各地に爪痕を残しておるのう。
河川の増水・氾濫、土砂崩れ、崩落と数え挙げればキリがないでござる。余は今朝がた八幡平地区をパトロールしてきたが、いやはや、玉内の辺りは被害甚大でござるな。米代川が溢れ田んぼは冠水、秋田美人をはじめとする国道沿線の店舗・事業所は浸水、道路は泥だらけ、サイクリングロードは橋が押し流されて分断、崖から土砂が流出し歩道へ流れ出ている……といった有り様でござるじゃ。
画像は余の近所を流れる根市川という小河川じゃが、そことてもかような荒れ狂い様じゃ。濁流が護岸を削り取り、崩落しとるわい。
かくの如く、自然の力は侮れないものよのう。まさに畏敬すべきものじゃ。しかるに、最近よく聞くように、日本人は自然に対して傲慢になってきたのう。飼い慣らせると思い込んどるように思えてならんでござる。
河川の護岸工事などはその最たるものでござるじゃ。馬鹿の一つ覚えのように川の最上流部までコンクリで護岸しとる。コンクリ護岸は川のキャパシティーに限界を与えるだけでなく、水が上流から下流にストレートに突っ走るのを助長するからのう。その結果が今回の氾濫じゃ。
麗しき自然は我が鹿角の宝でござる。自治体もそれを一つの目玉にして観光事業に取り組んでいる。国立公園なんて謡文句を掲げてのう。しかるに、そう騒いでいる陰では、ないがしろにされ、傷だらけにされてきた山河がたくさんあるのでござる。今回の災害は、そういった山河の精霊たちが、厚顔無恥な我々に報復した結果と言えるかもしれんでござるのう。多分に感傷的ながら、余はつくづく左様に思わざるを得ないのでござるよ。(余)
by deepkazuno | 2007-09-18 10:45 | ダンジョン
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