雪と関善

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一気に冬になったのう!寒いぞなもし。しかし朕は寒いのが大好きなのじゃ。残念じゃったな、冬!なんちて。上の写真は昨冬のときのものじゃがな、花輪市街地にある旧関善酒店じゃ。雪かぶったコモセ、なかなか風情があるのう。昔の花輪町や毛馬内町の商店街というべき通りは、皆こんな感じの軒が連なっておったのじゃろうな。コモセ、いわゆるアーケードのハシリじゃな。人でごった返しておったかつての商店街で今も昔日の姿を残すのはここくらいのものじゃ。時代が移り、民は徒歩や汽車でのうて自家用車で買い物に行くようになって久しいが、駐車スペースの問題が一番大きかろう、郊外の大型店舗に民は流れておる。地方の商店街というのには例外なく当てはまろうが、高齢化というのもひとつ大きな流れの変化を生み出しておるな。何が変わったというて、歳をとって足腰が弱くなれば容易に歩けぬ。専門店が並ぶ商店街を痛みおして買い歩くより、何でも揃う駐車場完備の大型店で、全て買い物を終えるというのが身体的に楽じゃからな。これは容易ならざる問題ぞ。というて、どうすればよいかという策もなかなか朕には献策されぬ。こらあ経済担当の用人を召抱えねばならぬな。ともあれ、この関善、見ておると朕の脳漿が澄み渡ってくるような錯覚を覚えよる。夢うつつと申すべきかのう。今どうすべきかということを考えるに、関善のような昔日のものをじっくりと眺め、またその中に入って案じてみるということは、ひとつ妙策と言えなくもないかのう。昔も今も、己がため、民がため、客がため、我が鹿角がためという概念は変わらぬはずじゃしのう。(朕)
by deepkazuno | 2007-11-20 11:51 | 宿屋うまごや
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