奇石

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我が鹿角の南方、八幡平地区の水沢周辺を探索しておったときにのう、林と水田の中に、古びた鳥居を見つけたのじゃ。八幡平地区はとりもなおさず神社や祠の多いところゆえ、ここにもあったかという感じじゃな。この鳥居の立っておる近くには、これまたかつては鳥居として立っておったのじゃろう、朽ちた丸太のような残骸がかすかに残っておった。かつてはこの鳥居を数多の敬虔な民がくぐっておったのじゃろう。今や鳥居からその先にあるであろう社までの道も、草に覆われて多分こちら、という程度のものにしか判別つかぬ。日が傾き始めておったら、奥へ進むのは二の足を踏みたくなるような状態じゃ。それも、どうやらその道らしきものは小高い円錐形の山の頂上へ続いておる。ということは、山のてっぺんに社、というパターンじゃな。この辺にはようそんな社がありよる。
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道と思しき林に囲まれた草の野を、上へ上へと傾斜を登っていくと、まさにこの山は円錐形じゃと感じたわい。もしや古墳のごときものかも知れぬ、いやしかし考えすぎかと思いながらしばらく登って行ったわけじゃが、身体が火照ってき始める頃にようやく頂上と見受けられる狭い平坦に辿り着いたのじゃ。案の定、この小高い山の頂上にその社はありよった。それも二つあったのう。どちらが何を祭っておるのか、朕は扉を開いてまでの詮索はせなんだ。が、小さいながらもちゃんとした造りの社であったな。昔は幾人の地元民に手を合わせられておったのじゃろうな。立派な杉に囲まれておるゆえか、社の周り、この頂上の平坦は雑草の生え方もまばらじゃ。いや、意外と民の手で今も管理され、踏み固められておるからやも知れぬ。八幡平地区の民は結束力強く、信心深いからのう。
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何を祭っておるのかはよう分からなんだが、朕が気になったのは、この社の膝元に沢山積まれておった奇妙な石じゃ。穴がありよったり、人工的な窪みがついておる石がごろごろ転がっておる。これらの奇妙な石は何の意味があるのじゃろうな。もしや女陰のシンボルであろうか。ありがちじゃがしかしどうも違うように感じるのう。この豚鼻の如き石は二つも穴が開いておる。この雰囲気、ちと気味の悪さを感じるが。さてこそ、信仰というものは色々な形があるものよ。八幡平地区、深いぞなもし。(朕)
by deepkazuno | 2007-11-21 11:05 | ダンジョン
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