高橋克彦文化講演会

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先週12月7日、我が鹿角の花輪地区は鹿角パークホテルにて、高橋克彦文化講演会なるものが開かれたのじゃ。高橋克彦氏といえば直木賞作家でもあり、我が鹿角が重要な舞台として出て来よる「炎立つ」とか「天を衝く」とかを執筆されておる方でもあり、NHKの大河ドラマの原作者として著名な方でもあり、我が鹿角に親類縁者がおることもあり我が鹿角と所縁の深い御仁じゃ。当然、歴史小説を書くにあたって、我が鹿角の歴史をあらゆる角度から調べまくっておるゆえ、我が鹿角に関するその見識たるや、半端なものではあるまい。で、我が鹿角の経済を長年支えた尾去沢鉱山の発見伝説より来年でちょうど1300年目ということで、鉱山にまつわる色々なお話をしていただいたのじゃ。縁深き我が鹿角での講演ということもあってか、氏の講演かなり熱が入っておってのう、予定時間をかなりオーバーさせてまで色んな話をしてくれよった。有り難いことじゃ。
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聴衆もこんなに集まってのう、我が鹿角における高橋克彦人気が計り知れるというものよ。皆熱心に氏の話を聞いておった。氏の話では歴史を紐解くとき、史料は当時の権力者に都合よく書かれておることに注意せよと申しておったな。朕も王ゆえ、ようわかるぞな。うむうむ。それとのう、伝説を突飛も無い荒唐無稽なお話と思うたり、強引な理詰めで理解しようと思うなとも申しておった。そこに必ず真実があり、書かれた当時の状況と周辺の史料とつき合わせよと。といっても、我が鹿角をはじめみちのくは文字にて残されておる史料はあまりにも少ないのじゃがな。しかしそこよ、文字が無かったからというて文化度が低かったという引け目は今でも残っておるが、そこ気にすんなっちゅうとったのう。たしかに高度な文化が太古の昔からあったことは大湯環状列石に代表される遺跡で明らかなのじゃ。下手すりゃ大湯環状列石なぞ、世界最古の宗教建造物であった可能性もあると、そんな面白い話もしてくれたのう。他にも物部氏の話とか世界遺産についての話とかのう、色々してくれたのじゃが、こと尾去沢鉱山を語るときは施設や規模云々でのうて、文化と産業、歴史、思想などの面から見ることが重要じゃと念を押されたわい。こんな講演会、我が鹿角の民のためにもっといっぱい開くべきじゃなあ。朕も勉強になり申した。今宵は炎立つをもう一度読み返してみようぞ。(朕)
by deepkazuno | 2007-12-13 17:12 | 宿屋うまごや
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