菜々の油

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素晴らしいぞなもし。我が鹿角の北辺、鹿角郡小坂町は鉱山の町でアカシアの町でリサイクル産業の町じゃというのは結構有名なことじゃ。その小坂町でのう、我が鹿角地域内で栽培した菜の花の種から町内の施設で搾油したものを販売し始めたのじゃ。何が素晴らしいというて、このところ増加の一途を辿る稲の転作配分、その田んぼの転作作物として、稲の代わりに菜の花を植えてのう、観光地としての景観をようしつつ、やがて出来る種を収穫し、それから油を抽出して貴重で高級な国産食用植物油として販売まで結びつけるという流れが素晴らしいのう。結果として、国の水田転作にも協力することとなり、新たな地場特産品も生むこととなっておるわ。ちなみに作付しておる菜の花はキザキノナタネという品種でのう、一般の菜種油なら心臓の弱い人にあまりよろしくないナントカ酸が多く入っておるのじゃが、キザキノナタネはその成分が極端に少なくてのう、代わりにオレイン酸が豊富に含まれておるのじゃあ!!!!ちなみに上の写真の商品は275g入りで680円、小坂町の各商店で購入可能じゃ。ちとお高いが、まぎれもない国産の上質な植物油じゃ。価値は充分にあろうて。朕も秘密の副業で、近々、通信販売でもラインナップに加えてやったろうかと思うとる。食の安全が取りざたされておる昨今、この商品は時宜もかなっておるし、国産の、クオリティが高く安全性も高い食品の良さを見直すことができるいいモノじゃと朕は思うぞなもし。(朕)
by deepkazuno | 2008-02-23 12:03 | ボッタクル商店
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