一畝田二畝田

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どの時点での風景を原風景と申すのか、というのは人によって違うじゃろうが、郷愁を感じる風景というのはある種共通したものもあるやに思われるのう。我が鹿角の懐古的な風景といえば、どうしても農地が視界に入ってくるじゃろ。高低差が大きく舌状台地の発達した、起伏に富んだ我が鹿角の地形を利用した農地は、一枚一枚の田んぼや畑が小さくて、段々になっておってな。しかし時代の流れ、農家離れが進んだ今となっては、小さな田んぼや畑は区画整理されて綺麗な長方形が整然と並ぶようになっておる。機械の導入というのが区画整理のファクターじゃ。なんで機械を導入するかといえば、・・・まあトヨタの工場が全部手仕事で動いておるわけではないのと同じ理由よな。ついこの前までは千枚田みたいな感じだった草木地区も、区画整理されてしもうた。それと同時に曲がりくねった小川やあぜ道も姿を完全に消しておる。必要ということではあろうが、農水省のうたう農地・水・環境保全とこの区画整理、背と腹を抱き合わされておるような。なんともかんとも。

・・・あれ?これ700こ目の投稿であるか。ちとアレかのう。まあよいわ。(朕)
by deepkazuno | 2008-04-16 21:10 | ダンジョン
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