路傍の神様

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現代の西洋ではアレじゃな、神様というと絶対で唯一でという神聖不可侵なイメージじゃが、我が国なんぞは八百万の神とかいうて、山にも川にも海にも沢山の神がひしめいておって、割と身近な風が往古よりあったようじゃな。これは我が鹿角の草木地区で見つけた、細い道の端にひっそりと鎮座しとった小さな祠じゃ。何の神様だかちと分からんかったが、けっこう小奇麗にしてあって、草木の民の信心のありようがよう現れておったわ。手前にある鉄柱もな、一見邪魔なように見えるがのう、これも恐らくは、ここを通る車両なんぞから、この祠を守るためにわざと立てられた柱じゃ。無碍にしとって何ぞ不運があってから後悔するよりは、大事にしとったからこのくらいの不運で済んだという気の持ちようも、信仰の重要な要素であろうしのう。我が鹿角のみならずじゃが、日の本の田舎は、神を崇めるというよりは神と隣人のお付き合いといった感じにも思えるのう。(朕)
by deepkazuno | 2008-05-22 09:43 | ダンジョン
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