我が鹿角の限定出島

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去る今月の6日から7日、帝都は有楽町駅前の東京交通会館にのう、我が鹿角を含む秋田県北部の出島が出現した由じゃ。まあいわゆる観光と物産展じゃな。朕の名代として影武者も派遣したわけじゃが、報告によるとなかなかの盛況であったようじゃよ。我が麗しの鹿角はいわずもがな、素晴らしい土地と資源の宝庫ではあるが、いかんせん知名度がいまいちじゃ。多くの人に知ってもらうよう、地元から宣伝の声を張り上げていくのはもちろん必要じゃが、たまにこうして産物を持っていって帝都の民衆に直に見てもらう、触れてもらうことで、広く浅くというより狭くともディープに我が鹿角の良さを実感してもらうことも、たいそう効果のあることじゃと思うのさね。とっかかりのものが何でもよいわ、例えば我が鹿角の漬物はたいそう好みじゃとか、きりたんぽは我が鹿角の味が良いとか、米が口に合うとか、菜々の油ラブじゃとかのう。それが高じて、されば他の産物も美味い、あるいは好みに合うやも知れぬと深みにはまっていってもらいたいのじゃ、多くの民に。
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食べ物だけではないのう、我が鹿角は温泉も豊富で、しかも泉質がそれぞれ全く異なるといった温泉天国じゃ。自然も、田畑の景観も、文化的な遺産も豊富じゃ。どれが入り口でも構わぬ、深みにはまって我が鹿角のファンになってもらうのじゃ。色々ありすぎて、どれから紹介すれば分からぬ、全部紹介しようと思うたらおしなべて薄っぺらな紹介になってしまう、そんなところが我が鹿角の観光宣伝の効果がなかなか見えなかった部分の実際ではなかったかのう。もっとひとつひとつの良い要素をディープに紹介し、一面から入ってもらって他の面にも興味を持ってもらう、んで最終的には我が鹿角全部大好き人間をこしらえてゆくのじゃ!うむ、朕の進むべき道もだんだん見えてきたのう。そんなこと言っとる朕は無論、我が鹿角の虜じゃよ。・・・しかし銀座の夜って綺麗なのな。いやいや、我が鹿角も真っ暗ゆえ星空が綺麗じゃぞ!ぬう。(朕)
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by deepkazuno | 2008-11-09 15:07 | 関東寺院
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