てーこく

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数年前、我が鹿角の小枝指~鶴田集落間に、イオ○グループの郊外型店舗が出来るという話があったが、あれはどうなったのであろうな。上の写真は盛岡のイ○ンじゃがな、ここ見るたびに、インペリアルマーチが脳裏に浮かんできて、デ○スターに見えてきちゃうのさね、朕は。道行く車が強力なトラクタービームによってすいすい引き寄せられとるしのう。なんともな、地方の商店街や小さな商店にとっては、巨大な郊外型複合商業施設はまさに帝国よな。日の本の大企業はここんとこ、合併吸収繰り返してテラ大っきくなっちゃっとるじゃろ。資本増やして多業種にわたる事業展開っちゅうのが王道になっとるな。経費の削減は人員削減が一番有効じゃというお手本示しとるのも大っきな企業じゃ、残念ながら。どうなんじゃろな、卑屈な見方すれば、日の本は何十社かのマンモス会社があれば、その他の中小企業はいらん、という感じさえ最近の動向から受けるわい。卑屈すぎるかえ。まあ、今まで大企業を下支えしてきたのは数多の極小規模の事業者達じゃ。そして日の本の労働力の大半が、中小の企業に勤めておる。さらに言えば、地方の過疎化の最も大きな要因は、仕事がないという問題じゃ。全国チェーンの店舗が出店してきて商店街が押しつぶされれば、さらに働く場所が無うなって過疎化進行じゃよ。よしんば大型店舗で働く場所が確保されるとしても、その利益は地元には落ちぬ。グループにお金持ってかれるばかりじゃ。ゆえに我が鹿角は持てる素材を活かして、いわば外貨獲得をしてゆかねばジリ貧になるのは火を見るより明らかぞな。大企業に負けぬよう、発想と小回りの利く行動力で頑張るのじゃ、我が鹿角の商店やら商店街たち。安値競争ほどつまらぬものは無いわい、利益無視した安値競争は、事故や不正の温床になるばかりか、顧客のモラル低下も自然と狙っとるじゃろ。利益圧縮して商品を安価にするということは、人件費削減っちゅうのがセットになりがちじゃ。結局、消費者も労働によって得たお金で買い物するのじゃから、労働の場がなくなるのを促進しとるのと同意じゃと思うが、どうかのう。色んな商品があって、色んな価格帯がある、それが買い物の楽しさではなかったかね。画一的な安価な商品群っちゅうのは魅力ではあるが、個性とか、選ぶ過程での思考力、これまた大事と思うたりするのさのう。・・・・・・何の話しとるのじゃったかな。ああそう、盛岡○オンに行くと我が鹿角の人民によう出会う・・・違ったか。いや、しかしこれまた事実じゃってな。(朕)
by deepkazuno | 2008-11-27 09:09 | 近隣諸国
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