狩野派の絵師への支給品

皆、寒さで凍えぬよう、スクワットとかして自家発電中でござるか?メジャーダイミョウでござるじゃ。

今晩の我が鹿角はいたく冷え込んでおりますのう。これは放射冷却現象というやつでござりますかのう。夜空は澄明にして高く、月が煌々と雪原を照らしておりまするぞ。

さて。このブログにたびたび登場しておる狩野派の絵師を皆は覚えておるか?陛下のお抱えの絵師でござるな。ディープダンジョンTシャツのデザインを手がけた絵師でござるじゃ。最近の業績としては、「萌えみのり」のキャラクターデザインに失敗したということがござったのう。
この絵師、もっぱら筆ペンやら無印良品の色鉛筆やらで絵を描いておるようでござる。それが、「そろそろなんぞ変わった画材を使って、陛下の為に絵を書きたいものですな、ぐふふ。」と余に言ってきたのでござる。そこで、余は本日、危険を冒して隣国盛岡まで画材を買いにいってやったのでござるじゃ。

盛岡のアーケード街にある「共同文具」なる文房具店で、余が絵師のために選んだ画材は次の2点でござる。
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5Bの鉛筆。芯がすごく柔らこうて、書き心地もなかなかスムーズでござったゆえ、購入を決定。軸に「ENGLAND」とあるのう。舶来品のようでござるな。なんと、これ一本で198円!武士を馬鹿にしてござるのか!?こんな高い鉛筆を買うたのは初めてぞなもし。

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こりゃ、何でござろう?パステルとか色鉛筆っぽいものを購入してやろうと思ったら、パステルが思いの外高価でござりましてのう。あれこれ棚を見ておるとこれがござってな。値段も手頃ゆえ、これの購入を決定いたした。とはいうものの、これは一体何でござりましょうな。「CARRES CONTE CONTE CRAYONS」というのが商品名らしゅうござるな。「A PARIS」とあるから、どうやらおフランス製らしゅうござるのう。説明書らしきものを付属してきたのでござるが、全ておフランス語らしき言語で書かれているため、一つも読めぬでござるよ。謎の画材でござる。

これら二つの品を狩野派の絵師に手渡したのでござる。奴め、えらい喜びようでござりましてのう。早速にこれら2品を使って、陛下の肖像を書き上げてござった。それが、これでござるじゃ↓。
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戦国時代、鹿角の武将が愛用したとも伝えられるキリタンポ型の兜で武装し、猩々緋のマントに身を包んだ陛下の御姿でござるな。
それにしてもこの肖像画、狩野派の絵師の持つ陛下への厚き忠誠心がにじみ出てござるのう。絵師ながら天晴れな心意気じゃ。(余)

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by deepkazuno | 2009-01-11 23:29 | ボッタクル商店
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