たんぽラーメン(自作)

d0085096_16213216.jpg
ミニたんぽの異名をとる短たんぽは、歴史上全く新しいものとは決して言えない。それは別の者の手で作られた事もあり、表舞台にも立ち、脚光を浴びる寸前まで到達したものもあったであろう。しかしそれは、権力者たちの競争による浮き沈みや国家の興亡と同じように、人々のその当時の記憶の中に一旦は現れるものの、次の新しい記憶によってその立場を追いやられていったのである。今ここに新たに現れた、鹿角のたんぽ職人の手による短たんぽも、同じ職人の手によってかつて作られたことのある物の、いわば復刻版ともいえるものであった。それでも狂王は、かつて現れては消えていった短たんぽとは違う印象を、それに持っていたのである。その感覚はこう語りかけていた、時代の流れが短たんぽの出現を待ちわびていたのであると。狂王は、短たんぽにラーメンという大海を与え、その才覚を試すことにした。合わなければどうするのか、と意見具申する幕僚に対して狂王は言ったものである。「もし短たんぽがラーメンに合わないというならば、奴はそれまでのたんぽだったということだ。我が覇道をともに歩むに足らんということを示すだけだ。」と。鹿角にとってたんぽもラーメンも、どちらも突出した奇抜さのあるものでは、当然ない。この二つの脱個性的なものの組み合わせに、またそれを指揮した狂王に、後世の歴史家たちはどのような判断をくだすのであろうか。しかもそれに供されたラーメンは、どこのものとも知れぬ三流の冷凍ラーメンである。

・・・以上、銀英伝風に書いてみたぞなもし。

結果。
d0085096_16214557.jpg
うむ、美味かったわい。(朕)

人気blogランキングに参加しておるよ。一日ワンクリックで応援してくれい!
d0085096_15583181.gif
by deepkazuno | 2009-05-02 16:52 | 宿屋うまごや
<< かづの花だより 切る必要ないたんぽ >>