花輪線全駅制覇の旅~鹿角その2~

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さあ、ついに花輪線全駅制覇の旅、十和田南駅へとやって来たぞなもし。
一度に二駅ずつしか紹介せずにおるもんじゃから、長く持たせてずるっこい感じもするが、いやー二駅ずつのアップがせいぜいってのが本音じゃな。まあ、許してくれい。
ところでこの十和田南駅、花輪線の一つの特徴でもあるスイッチバックがある駅なのは皆がよう存じておるとおりじゃな。よく、それ知らんで来た観光客の御仁らが、反転発車した瞬間に、もももも戻り始めたぁ!っちゅう感じにあせる場面を見るのじゃが、これまた花輪線の風物詩とも言えようさ。
なんでスイッチバックになっちゃったのか、調べてみたら、どうも明治時代の計画では、十和田南駅、当時は毛馬内駅と申したようじゃが、ここから大湯温泉を経由して、安久谷川沿いに進み、三戸へ通じる路線を敷設することになっておったようじゃな。途中で計画は変更され、大湯方面へ向かうフリしてスイッチバックな状態になっちゃったようじゃよ。面白いのう。
かつて機関車が客車を曳いておったときは、引込み線にあるターンテーブルを使うて方向転換しておったのじゃ。朕の爺様も十和田南駅で働いておったのじゃよ。
そんなこんなで、十和田湖への最寄りの鉄道駅としての十和田南駅の歴史は長いものになっておるわけじゃ。車社会になってから利用客はずいぶんと減ってしもうておるが、十和田湖観光の玄関口、というイメージはまだ色濃く残っておるのう。
ただまあ、利用客の減少に伴って、駅舎内で人気じゃった蕎麦屋さんが無くなってしもうたがのう。駅そばって早くて安くて美味くて、大好きじゃったのに。
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十和田南駅のロータリーの真ん中には、和井内殿の胸像が。
十和田湖、当時は十輪田湖とも申したか、十和田湖にヒメマスの放流、定着に成功した偉人じゃな。彼の御子孫が、現在鹿角市議になっておられるのう。
地域の偉人を称えよう、ほんでもって、現世に生きる我らも負けずに頑張ろうということでは、過去の偉人の面影をこういった形で残しておくのは、朕は大賛成じゃよ。
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十和田南駅を出たスイッチバッカーが、粋な赤いテールランプの跡をひきながら大館へ向かって走って行きよったよ。


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さてさて、十和田南駅の次は、柴平駅じゃ。
十和田南駅と、次の鹿角花輪駅の間にあってなんか目立たぬ駅じゃが、昔で言うところの柴平村にある唯一の駅、それが柴平駅じゃ。やっぱ目立たぬな。
これでも30年ほど前までは有人駅じゃったはずじゃ。朕の秘密の副業で、柴平駅の引込み線に到着した貨物列車から、ブツを下ろしに行っておった思い出が、かなりうっすらと。
しかしまあ、かなり早い時期に無人駅になった柴平駅ではあるわさ。
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ほんでもトイレ完備。素晴らしい。
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ホームの長さは列車3両分しかないぞなもし。4両以上の列車が停まると、前3両のドアしか開かぬのじゃ。降りるときは注意が必要なナイストリックじゃ。
この駅ものう、国道282号のバイパスが出来るまでは見晴らし良かったのじゃが、今はちょいと田園風景を見渡すことは出来なくなってしもうた。

つづく。(朕)

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by deepkazuno | 2009-06-05 10:45 | ダンジョン
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