南征!! その①

皆、お晩でござりまする。メジャーダイミョウでござるじゃ。

さて。今晩は、陛下と筆頭幕僚殿と余の3人が、去る8月14日に南征した折りの戦ぶりでも物語りいたしましょうかのう。

今を去ること3日前、余らは陛下の愛馬「人生の重大な岐路」号に乗って、南に向かって軍を進めたのでござる。
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お盆休みの高速料金割引が効いているのか、高速道路はたくさんの騎馬武者で溢れておった。余らの南進を阻むかのような騎馬武者群の物量を前にして、余と筆頭幕僚殿は戦意をくじかれそうになることしばしばでござった。しかるに、さすがは陛下。それらの騎馬武者らをものともせず、ちぎっては投げちぎっては投げ、次々に、けちらしていくのでござった。まさに破竹の勢い。鎧袖一触とはあのような様を言うのでござろう。陛下の愛馬の前に道ができ、陛下の愛馬の後には数多の騎馬武者の屍が熱風に吹かれて転がるのみ、といった酸鼻な光景が東北自動車道に現出したのでござった。恐るべき戦ぶり、このメジャーダイミョウ、陛下に惚れ直しましたぞ!

奔馬の勢いそのままに、余らは南征の第一攻略目標「歴史公園 えさし藤原の郷」に躍り込んだのでござる。
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えさし藤原の郷の第一印象でござるが、とにかく広い!敷地の奥が深い!
余らは皆、これは長期戦になると覚悟いたした。筆頭幕僚殿などは、「三月にわたる兵糧攻めをも持さず」と腹をくくったほどでござった。
だが、ここでも陛下の英断が余らを死地から一転させたのでござった。陛下の訓辞に曰く、「朕の意気、未だ揚々たり。しかるに、ここにいたりての汝らの恐れぶり、いかなることか。まことにもって不届きである。荷駄兵糧は全て捨てよ!半刻にてここを落とすのじゃ!」
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このお言葉は、惰弱なる余らを奮い立たせ申した。余らは魔軍のごとき凶猛さをもって、汗だくだくになりながらも、政庁を初めとする諸館を次々に攻囲陥落せしめていったのでござった。
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この戦でもっとも激戦区となった持仏堂。この戦で、余らはかの源義経、弁慶主従を討ち取ったのでござる。
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主を守って、ハリネズミの如くになって果てた弁慶。死してなお主を守ろうてか、仁王立ちにて果ててござった。その一徹なる忠義には、余らも涙を落とさずにはおられなかったのでござる。

こうして、余らは陛下の苛烈なる督戦のもと、えさし藤原の郷を一刻とかからぬうちに陥落させたのでござった。陛下の軍略と英断、まことにもってお見事というより他には言葉がござりませぬ。

戦の興奮冷めやらぬうちに、陛下は民の慰撫のため、さっそく政務にとりかかったのでござった。
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「えさし藤原の郷に王道を布く。」
陛下のお言葉を受け、余らも戦後事務に微力ながらも力を尽くしたのでござる。

陛下の徳政と威風により、えさし藤原の郷はすぐに以前以上の活気を取り戻したのでござった。
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民のこの明るい笑顔をごらんくだされ。

しかるに、臣等の喜びの陰で、陛下は苦悩なさっておったのでござる。
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陛下はこの時の心情を、ご自身の回顧録にかように記してござる。
「えさし藤原の郷の国作りは、いまだ始まったばかり。しかるに、ここの政務に時間を費やしては大事に障る。朕の目指すは、いまだはるか彼方なり。民を置いて、征かねばならぬか……」

こうして、陛下はさらに南進することをご決意。余らは、その意を受け、慌ただしく出陣の準備に取りかかったのでござった。(余)

続く

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by deepkazuno | 2009-08-17 21:40 | 近隣諸国
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