南征!! その③

いよいよ花輪囃子でござるのう。皆、血湧き肉躍っておるでござろうな。メジャーダイミョウでござるじゃ。

さて、花輪囃子の日になんでござるが、南征戦記を手短にごくあっさりと完結させてしまうぞなもし。

「石ノ森章太郎ふるさと記念館」で新兵器を入手し、さらに南進を開始した我等の最終目標は海に出ること、つまり、海港を手に入れることでござった。ご承知の如く、狂王陛下が治められる鹿角の地には、海がござらぬ。この遠征で陛下が海港を手に入れられるならば、我等の軍ははるか異国への遠征が可能となり申す。だけではなく、貿易による莫大な富も得られるはずでござる。
そこで、我等が目を付けたのが、石巻でござった。聞くところによると、彼の地には遠くメキシコのアカプルコまで航海した「サン・ファン・バウティスタ号」という最新鋭艦まであるというではござらぬか。「サン・ファン・バウティスタ号」とはもちろん、伊達政宗の命によりかの支倉常長が率いた「慶長使節」の使節船でござる。
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外海に大きく開けた太平洋の海港とこの新鋭艦があれば、まさに我等は翼を得た馬のようなもの。縦横無尽に世界中を暴れ回る狂王軍の完成でござるわ、わはははは!

と、このように意気軒昂に石巻の地に乗り込んだ我等。時間は17時を回り、太陽が西に傾きかけてござった。

ここで我等は、思わぬ抵抗に出会い申した。「サン・ファン・バウティスタ号」が投錨する「宮城県慶長使節船ミュージアム」の城門前に「CLOSED」の高札が掲げられ、その門扉は固く閉ざされていたのでござる。これをご覧になった陛下は怒り心頭に発し、「なんと、朕を前にして城門を閉じようてか!無礼千番!ええい!者ども、掛かれ!かの城門を一揉みにて突き崩せい!」と号令。余らは一斉に突撃を敢行するも、厚い城壁と敵兵の必死の抵抗に阻まれて、容易に城は破れませぬ。ついに我等は「サン・ファン・バウティスタ号」に近づくことすらできず、撤退したのでござる。この南征においてはじめて味わう敗戦の苦渋でござった。

こうして余らは石巻にて一敗地にまみれ、ほうほうの体で根拠地である鹿角へ撤退いたしたのでござる。しかし、狂王陛下はいまだ彼の地にご執心。いずれまた南征の軍を揚げるやもしれませぬ。その折りには余も再び参陣し、かならずや彼の地を陛下のものとしてみせまする。(余)
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by deepkazuno | 2009-08-19 19:19 | 近隣諸国
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