我が鹿角の「へそ」、鹿角弁じゃと「へっちょ」ということになるか、へそと言えば何処になるじゃろか。ずっと前から我こそは鹿角のへそなり、と申しておったのは十和田地区の松ノ木集落じゃな。交通の要衝でもありちょうど地理的に我が鹿角の真ん中あたりにあるでのう。立地としてはへそと言うて違いあるまい。で、その我が鹿角のへそ、松ノ木のT字路にあるのが駐在所と神社じゃ。その神社、通称へその下神社と申す。へその下・・・。祀ってあるのは金精様じゃ。言い得て妙な神社よな。座布団一枚じゃ。我が鹿角のへそにあるへその下神社じゃぞ。くどいか。そうか。
どうじゃこの巨・・・いやさ金精様。子孫繁栄、ひいては地域の隆盛を祈願する民間信仰の代表的な神様じゃな。夜に見るとなおいっそうお見事なことであるわい。ちょっと真っ直ぐすぎるかのう。こと本物に関して言えば大きけりゃいいというもんではないわさ。なんか知らんがしょげてきたので、今日はここまでじゃ。悔しくないぞなもし。(朕)